【イベントレポート】2日間の端材販売イベントを開催しました

西粟倉・森の学校が2021年4月17-18日(土日)に開催した2日間の端材販売イベントが無事に終了しました。

1日目は終日雨模様、2日目は降ったり止んだりと落ち着かない天気でしたが、2日間で多くのお客さまが足を運んでくださいました。遠くは和歌山や香川県からも足をお運びいただき、2日間で620名以上のお客さまに来場いただきました。

今回はイベントの雰囲気をお伝えするべくスタッフレポートを書きました。

端材販売イベント2daysの概要

コロナ禍もあり、現在は平日・予約対応のみで開催している工場内の端材販売所・HAZAI MARKETですが、「平日は仕事もあり訪問できない」「休日の日帰り旅行がてら木材を購入したい」という声をたくさんいただいておりました。

2020年秋に日曜日のHAZAI MARKETと称して1dayイベントを開催したところ、人口1400人の小さな西粟倉村に400名以上のお客さまが足を運んでくださいました。

今回はその春の拡大版ということで土日2日間を使ってイベントを開催しました。村内の飲食店やクラフト作家さん等の事業者さんにも協力していただき、飲食やワークショップ等のコンテンツをさらに充実させました。もちろん、ラインナップも大幅に増やしています。

2日間で620名が来場

1日目は終日雨模様、2日目は降ったり止んだりの天気とイベント開催日としては残念なお天気でしたが、2日間で620名ものお客さまが足を運んでくださいました。

遠出をしにくいコロナ禍ですので今回は周辺地域に折込チラシ8.4万部を配布しました。そのおかげもあり、西粟倉村の周辺地域(津山市、美作市、智頭町、鳥取市、佐用町など)からもお客さんが来場してくださいました。

遠くは和歌山県や香川県から足を運んでくださったお客さまもいらっしゃいました。「ユカハリ・タイルを購入して家で使っていて、一度工場を訪れてみたかったんです」とわざわざ遠くから西粟倉村を訪れてくださったことが非常に嬉しいです。

私たち材木屋は工務店や設計事務所などプロユーザー(販売先)とコミュニケーションを取る機会が非常に多くあります。一方で「お客さまに木材を販売したりモノづくりの楽しさを伝えたい」とECサイトやDIY向け製品の開発販売を通じてコミュニケーションの機会をつくってきました。

2本と同じものは存在しない木を一定の規格・品質に加工する木材業に取り組んでいますが、「自分の目で木材を見て買いたい」「インターネットで画像を見ているだけでは分かりにくい」という声も少なくない中で今回のようにお客さまと直接コミュニケーションを取ることができる機会は貴重です。

西粟倉・森の学校は新たな事業として2022年1月から隣接する農地でいちご摘み体験ハウスにも着手する予定です。現在は村内にビニルハウスをお借りしていちごを栽培しているのですが、今回のイベントではいちごの販売にも取り組みました。朝スタッフが摘んだばかりの朝摘み完熟いちごです。

村内の事業者仲間に協力していただき、飲食・物販ブースやチェンソーアートライブ、タロット占い、DIY相談コーナーなども出店しました。

愛犬家でHAZAI MARKET店長のリョーコさんの発案による今回のイベントはワンちゃんの同伴もOK。「ワンちゃんを飼っているお家は遠出がしにくいからこそ、ワンちゃん同伴のイベントにしたい」と考えていました。2日間で何十匹ものワンちゃんが訪れ、イベントに可愛らしさを添えてくれました。

特に嬉しかったのは「イベントに参加してモノづくりをしてみたい気持ちがフツフツと湧いてきました」とお客さまに言っていただけたことです。どうしても木材=専門的な知識や経験を持つDIY玄人が購入するモノというイメージがあります。私たちは材木屋として木材やモノづくりの楽しさを多くの人に届けたいと考えていますので非常に嬉しい一言でした。

イベントは休む暇なくあっという間に時間が溶けてしまいますが、お客さんとコミュニケーションが取れる楽しく学び深い機会です。イベント終了後の静かな事務所で写真を振り返りながら嬉しい気持ちでレポートを書いているのでした。

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