無垢床ヘリンボーンが置くだけDIYで簡単実現 数量拾い出しサービス付き ユカハリ・タイル ヘリンボーン
西粟倉・森の学校のオリジナル製品、ユカハリ・タイル ヘリンボーンをご紹介します。
「憧れていたヘリンボーンの床がDIYで実現できるなんて嬉しい!」
「材料の拾い出しも施工も面倒でしたが手間が一気に短縮できました」
とDIY初心者から施工業者までたいへん好評をいただいています。
ユカハリ・タイル ヘリンボーンは憧れの無垢床ヘリンボーンが既存床上へ置くだけの簡単DIYで実現する製品です。
難しい数量計算は西粟倉・森の学校のスタッフが拾い出しするだけではなく、施工図面もお送りしますので安心して購入していただけますよ。
みんなの憧れヘリンボーンの由来はニシンの骨
ヘリンボーンとは織物の織り方の一種です。杉綾織りとも言われ、洋服ではネクタイやジャケットなどに使われています。糸で構成される小さな柄なので、よく見ないと分からないくらいの繊細な織柄です。
その柄を再現した床がヘリンボーン(ヘリングボーン)と呼ばれており、開いた魚の骨の形に似ていることから、herring(ニシン)のbone(骨)という名前が付いています。
ニシン以外にもアジやホッケの骨も似ているのに、なぜニシンなんだろう?と、調べてみると中世ヨーロッパではニシンとタラが主要な魚介類だったそうです。
和名である杉綾も杉の葉っぱに似ていることから付けられていますし、名前を付けた人はよく観察していますね。
数量拾い出しも施工も精度の高さが求められる施工業者泣かせのヘリンボーン
ヘリンボーン柄の床は、ヨーロッパでは職人が1枚1枚板を張る高級な寄木張りとして長年愛されてきました。
ルーブル美術館(レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザの前の床!)やベルサイユ宮殿でも使われているんですよ。
でも、どうして高級な床になってしまうのでしょうか?
それは職人が1枚1枚張りする点やヘリンボーンの床板が壁に対して斜めなのでカットして捨てる部分が多い点が理由と言えます。
ヘリンボーン床の施工が難しいと言われる理由は以下の点が挙げられます。
- 間取りに対して数量の拾い出しが複雑
- 壁面に対して斜め方向に向かって施工するためズレが生じやすい
- 施工時のカット手間が多くなるため、施工業者さんの工数が掛かりやすい
ピタッと施工した時の美しさとは裏腹に、施工前後で甚大な労力が掛かってしまうのがヘリンボーン床です。
「大工さんにヘリンボーンの床の相談をしたら大変だからと断られたんです」
「お施主さまに相談されることも多いが、工数が読みにくいので仕事を受けたくない」
といった声を私たちも数多くいただいていました。
お客さまの困りごとに材木屋としてお応えするべく「木工経験の無い初心者でもヘリンボーン床を簡単なDIYで施工できる製品を作ろう」と開発が始まったのでした。
ユニット化された置き敷き型ヘリンボーン無垢床を開発
西粟倉・森の学校ではユカハリ・タイルという既存床上に置き敷きするだけの無垢床タイルを開発・販売しています。
その開発・製造ノウハウを活かし試作と施工を繰り返し、ユカハリ・タイル ヘリンボーンは生まれました。
ユカハリ・タイル ヘリンボーンの特徴は以下です。
- 9枚の板がすでにヘリンボーン柄になったユニット型タイル
- 4種類のユニットを張り合わせることでヘリンボーン柄を実現
- 一般的なフローリングのように実(さね)加工はせず、突き付け式にして施工性を向上
- ゴムシートをカッターで切り離すだけなのでノコギリ要らず
- 難しい数量計算は西粟倉・森の学校のスタッフが徹底サポートし図面化するサービス付
一般的なフローリングをヘリンボーン柄に施工する場合が多い中、すぎ・ひのきの国産無垢材+ヘリンボーン柄+施工性の高いユニット式のヘリンボーン床を開発したのは西粟倉・森の学校が初めてだと自負しています。
厚み1cmゴムシート付なので原状回復が必要な賃貸住宅でも施工可能
ユカハリ・タイル ヘリンボーンの概要は以下です。
・価 格 11,880円/㎡(税込・送料込)すぎの場合
・樹 種 すぎ/ひのき
・仕上げ 無塗装
・表 面 無垢材/裏面:合成ゴムシート
・サイズ ダブル:85×45×1.0cm、シングル:40×40×1.0cm
すぎ・ひのきの国産無垢材+ヘリンボーン柄+施工性の高いユニット式のヘリンボーン床と特徴的な製品ですが、厚み1.0cmと薄く既存の床上に置き敷きできる点が見逃せません。
ユカハリ・タイルと同じように既存フローリング上に置き敷きすることで原状回復が必要な賃貸住宅やマンションでも施工することができます。
広葉樹など硬い樹種の無垢フローリングのヘリンボーン製品はあれど、原状回復に対応する製品はほとんどありませんのでヘリンボーン無垢床をより多くの人に味わっていただける製品だと思っています。
難しい数量の拾い出し・図面作成はスタッフにお任せください
ユカハリ・タイル ヘリンボーンのご注文の流れは以下です。
- 部屋の面積を測る
お部屋の寸法を測り、部屋の面積を出す - 部屋面積を元に概算の見積もりを算出
歩留まりを考慮して部屋面積の1.2倍程度とお考えください - 図面・お見積り作成
西粟倉・森の学校が配置図面とお見積りを作成します - WEBからご注文
配置図面と見積もり内容に問題がなければ注文
必要な平米(㎡)数分をご注文ください - ご注文完了
ご注文後から約2週間で納品いたします - 製品と一緒に届く配置図を見ながら施工
階段状のユニットをパズルのように置き敷きしてください
*ご注文時の注意点
・カートボタンを押す前に mokuzai-info@a-zero.co.jpに計測した部屋寸法をお送りください
・いただいた部屋寸法を元に配置図面と見積もりをお送りいたします
*施工上の注意点
・既存床上に置き敷きする際は事前に床をきれいに拭き上げてください(ゴムシートが滑りにくくなります)
・塗装する場合は、施工前に浸透系塗料(オイルステイン系塗料)をさっと塗るのがおすすめです
初心者さんでも失敗しない斜め貼りが歩留まりが良く簡単
通常のヘリンボーンはお部屋に対して垂直に模様が連なっていきます(左図)。
しかし、この方法ではDIY初心者が施工するには非常に難しいのです。
- 壁面に対して斜め方向に向かって施工するためズレが生じやすい
- 施工時のカット手間が多くなるため、工数が掛かりやすい
理由は上記2つが挙げられます。
「DIY初心者でも簡単にヘリンボーン床を施工できるようにしたい」と試行錯誤の末に編み出されたのが、壁面に沿って斜めに貼っていく方法です。
壁面の直線を利用しながら斜めに貼り上げていくのでパズルのように簡単に敷き詰めることができます(右図)。
この斜め貼りなら、ヘリンボーン柄の懸念点となりやすい施工時のカット手間が減ることはもちろん、カッターナイフ1本でゴムシートを切り離し、設置することができる画期的な方法なんです。
もちろん、工務店をはじめ施工業者に依頼して施工する場合は、左図のように垂直模様で配置することも可能です。
施工事例 DIYでコスト削減し憧れのヘリンボーン床を実現したマンション
ユカハリ・タイル ヘリンボーンの施工事例のご紹介します。
およそ21㎡のリビングルームにユカハリ・タイル ヘリンボーン(すぎ)を導入されたFさまのお家です。
素敵なインテリアの中に佇んでいるボストンテリアのまぐくん(男の子)が微笑ましいすてきな写真をいただきました。
「昔からヘリンボーンに憧れがあり、自分の家を持った時にやってみたかったんです」とFさま。
当初お持ちになられていた図面は縮尺の表記があり、お部屋の形もしっかりと記載されているたいへん分かりやすいものでした。しかし、部屋の角や柱周りの小さな凹凸部分の数字が分かりません。隙間が出来てしまうとはいえど、なるべくお部屋の形に合わせたいという相談をいただいていました。
一般的なフローリングと比べ敷居の高さとコスト面から悩んでいたところ、施工業者に頼まず自分でDIY施工ができるユカハリ・タイル ヘリンボーンが目に留まり、マンションの購入を機にお選びいただきました。
パズル状に配置する際にどうしてもお部屋の端に少々すきまが出来てしまうのですが(今回は柱の凹凸の影響もありお部屋の左端に3.4cm分のすきまが出来てしまいました)、そこはFさまの一工夫でホームセンターで購入した木材を隙間にはめ込みきれいに収めていただきました。
「杉で傷がつきやすいですが、それも味になって行ってくれればと思ってとても気に入ってます。Instagramでも床が素敵とコメントを頂くことが多々あり満足しています」とお引越し後に感想をいただきました。
こんなに素敵なお部屋だったら毎日写真に撮りたくなりますし、お友達だってどんどん家に招きたくなってしまいますよね。
Fさまにはユカハリ・タイル ヘリンボーンの感想をいただきました。
・ヘリンボーンを選んだ理由
ヘリンボーンは昔から憧れがあって自分の家を買ったらやってみたかった。 施工の敷居が高い点と普通のフローリングに比べコストが高い点が気になっていたところ、 西粟倉・森の学校で取り扱っていることを知り、自分で施工することを決めました。
・購入する前の不安、懸念点
自分で測る部屋のサイズが本当にあっているのかどうか、ちゃんと組み立てができるのかどうかが不安でした。ただ、購入する前から相談に乗っていただいていたので安心には繋がりました。
・設置しての感想、「もっと○○だったらいいな…」などの要望
ヘリンボーン用のスロープがあったらよいなと思いました。 どうしても全部を敷き詰めることが(ドアの開閉箇所など)難しい場合の納まりとして便利だと思います。
ヘリンボーンは通常のフローリングと比べて主張が強く、手持ちのインテリアと合わないのでは?と不安に思うお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実際はナチュラルテイストからミッドセンチュリー、男前インテリアまで受け止めてくれる懐の深い床なのです。
すぎの場合、お届け直後は、木目の白と赤の色の違いがはっきりと見えますが、時間が経つとどちらも飴色に落ち着いていきますので、床を育てていく楽しみを感じてください。
施工手間が省け精度も出やすいとプロユーザーにも好評
ユカハリ・タイル ヘリンボーンは、工務店や設計事務所などプロユーザーからも好評いただいています。
「通常ヘリンボーン柄の施工は手間が掛かるが、ずいぶんと施工手間が短縮される」
「アクセントウォールを施工する際にユニット化されているので貼りやすい」
お客さまからヘリンボーン柄の床やアクセントウォールの問い合わせがあった際に前のめりに提案がしやすくなったという声をいただいています。
プロユーザーさまからのご相談も同じように、西粟倉・森の学校のスタッフが図面を作成し、お見積りいたしますのでお気軽にご相談ください。
ユカハリ・タイル ヘリンボーンの施工動画
「自分のようなDIY初心者でもきちんと貼れるのか不安…」という方のために、施工の流れが具体的にイメージできる施工動画を制作しました。
昔ながらの団地を女子大生がDIY
団地でおなじみのUR都市機構の物件でDIY初心者の女子大生にユカハリ・タイル ヘリンボーンを施工していただきました。
届いた商品を図面に合わせて敷き詰めていくだけなので本格的な工具は必要ありません。
パズルのようにヘリンボーン柄が完成していく様子を動画でお楽しみください。
プロ顔負けDIYユーチューバーの古民家改修
西粟倉村を拠点に活動するDIYユーチューバー・JP-channel(ジェーピーチャンネル)さんが自宅改修でユカハリ・タイル ヘリンボーンを施工してくれました。
JP-channelさんは空き家や古民家のDIY改修をメインにした動画を数多くアップされているのでDIYアイデアの参考になると思います。
まずはお気軽にご相談ください
ユカハリ・タイル ヘリンボーンは決して安い買いものではありませんし、自宅に届けばすぐに使える製品でもありません。
しかし、お客さまがご自身で手を掛け完成させるからこそ、人生の多くの時間を過ごすご自宅にいっそう愛着を持つきっかけになると思っています。
「こんな床の上でも施工できますか?」
「部屋の形が少し複雑なんですがどれくらいの金額になりますか?」
多くのお客さまが迷いながら相談してくださいます。まずはお気軽にご相談してくださいね。