テープを剥がし貼るだけで無垢の壁が完成 釘や金槌を使わずDIYができるカベハリ
西粟倉・森の学校のオリジナル製品・カベハリをご紹介します。
釘や金槌は不要、テープを剥がし貼るだけで無垢の壁が完成する住宅用内装材です。
「無垢フローリングの施工は難しそうだけど壁のDIYなら私にもできそう」
「壁紙を貼り替えるのではなく無垢材を使った壁をDIYしたい」
カベハリは「簡単なDIYで壁を無垢材でアレンジしたい」というお客さまの声を受けて開発しました。
壁に木材を施工する場合は羽目板(目透かし加工)が一般的ですが、実(さね)加工が施されており、DIY初心者には施工が難しくハードルが高くなってしまいがちです。。
カベハリならノコギリでカットし、テープを剥がし壁に貼るだけの簡単なDIYで施工可能です。
こんなお客さまにおすすめの製品です。
- 壁一面を壁紙で貼り替えるのは難しそうなので部分的にアレンジしたい
- 自宅の壁に穴が空いてしまった、汚れが目立つのが気になっている
- 羽目板では和の印象が強くなりがちなのでラフな壁に仕上げたい
壁紙や羽目板とは一味違ったカベハリの魅力や施工方法をご紹介します。
DIY初心者も安心の簡単施工の無垢壁材
カベハリの概要は以下です。
カベハリ 粗削り
・価 格 11,000円(税込/送料込)
・サイズ 1枚あたり 長さ90cm×幅11cm×厚み0.6cm
・素 材 表面:すぎ 無垢材/裏面:粘着テープ
・仕上げ 無塗装
・面 積 1箱あたり20枚入、約2.0㎡に施工可能
・重 さ 1箱あたり5kg
カベハリ裏面には両面テープがすでに貼り付けられており、テープを剥がすだけで壁に貼り付けることが可能です。
一般的な羽目板やフローリング材は厚みが0.9〜1.5cmと分厚いのに対し、カベハリは厚みが0.6cm(6mm)と薄いので、既存の壁に貼り付けても厚みを感じにくくなっています。
さらに電動丸のこ等の工具が無くても、ノコギリでカットできることも特徴です。
羽目板やフローリングの場合は実(さね)加工が施されていますが、カベハリにはありません。
施工時に隙間が空きやすいデメリットはありますが、DIY初心者でもカベハリ同士を突きつけて貼ることができるので施工性が向上しています。
テープを剥がして壁に貼り付けるだけの施工性が魅力
カベハリの施工方法の手順は以下です。
- 施工する壁がカベハリ可能かセロハンテープを貼り付けてみる
セロハンテープがくっつかない壁はカベハリ不可 - 油汚れや凸凹など、施工する壁の表面をきれいに拭き取る
両面テープが貼り付きやすい状態にする - カベハリを貼り付ける
地面に対し平行に貼り付けるよう注意する
カットが必要があればノコギリやジグソーを使う
*両面テープは板と一緒にカットできます - 壁と両面テープを圧着させ、張り付いているか確認する
ハンドローラーがあれば圧着させやすいが、無ければ1枚1枚を手で押す
カベハリの無塗装をお好きな色に塗装したい場合は、壁に貼り付ける前に塗装し、十分に乾かしてから施工してください。
注意点は、両面テープの粘着力の強さです。
カベハリの両面テープは粘着度が強力なものを採用しています。これは板の反る力にテープの吸着力が負け剥がれ落ちることのないようにするためです。同時に一度貼ってしまうと貼り直しが出来ないという欠点もあります。
賃貸住宅など原状回復が必要な壁に貼ってしまうと剥がす時に下地の壁紙も剝がれてしまいますのでご注意ください。
壁に貼る前に床に一度並べてみて、施工前にしっかりとイメージを膨らませていただくのがおすすめです。
特に施工中は気づかないものの、離れて壁を見てみると、カベハリが平行に貼れていないことも多いのでご注意ください。
セロハンテープでカベハリ施工OKの壁か確認
張れない壁があるの?とがっかりさせてしまい申し訳ありませんが、壁の表面の材質によって両面テープの吸着具合が変わります。
凹凸したエンボス加工の壁やつるつるとした表面の壁はテープとの相性が悪く、時間が経過すると剥がれ落ちてしまう危険があります。
ウチの壁がカベハリを貼っても良い壁かどうか解らない!という場合は、購入前にセロハンテープを壁に貼ってみてください。
セロハンテープが接着でき、簡単に剥がれないようであれば、カベハリが施工可能な壁です。
セロハンテープだけでは不安な方はカベハリのサンプルセットがありますのでお取り寄せください。
カベハリが施工できる壁、施工できない壁の例
■ 施工可能
・塩ビの壁紙
・石膏ボード
・合板
■ 施工不可能
・塗料でペイントした壁
・エンボス加工された壁
・フッ素処理した壁(フライパンの底のようにつるんとした壁)
・コンクリート、モルタル、撥水処理された壁
・砂壁
*賃貸住宅など原状回復の必要がある壁には使用しないでください
カベハリは表面ざらざらで節穴のあるラフな仕上がり
カベハリはあえて表面をザラついた粗削りな仕上がりにしています。
自然素材ゆえの節(枝の跡)も処理をせずラフな表情にしています。
施工前にご自身で塗装していただくことも可能です。
塗装する場合は、オスモやリボスといったメーカーの浸透系塗料(オイルステイン塗料)がおすすめです。
表面がラフな仕上がりの分、塗料が伸びにくく浸透しやすいのでさっと軽めに塗るのがポイントです。
DIYアイデア盛りだくさんのカベハリ施工事例
最後にカベハリを使った施工事例をご紹介します。
壁一面のアクセントウォールや家具、キッチン収納周りとお客さまのアイデア溢れる事例が盛りだくさんです。
築40年アパート共有スペースのアクセントウォール
こちらは東京都・荒川区の築40年のおっちゃん物件と称する戸田ビューハイツというアパートの共有スペースです。
デザイナー&大家の戸田江美さんが美大のお友達と一緒にDIYしてくださいました。
美大出身の経験を生かしてサイドテーブルなどもDIYで自作されています。
デスクテーブルの足元をやわらかい無垢にアレンジ
こちらも同じく戸田江美さんの施工事例です。
普段はキッチンカウンター兼パソコン用の作業場として使われているテーブルの足元をカベハリでアレンジしてくださっています。
壁に貼るだけではなく家具周りにも貼るアイデアが素敵です。
こちらの事例はInstagramで数多くのDIY事例を掲載しているMisuzu Jochiさん @zurin1201 の事例です。
ご自宅のキッチン収納周りをカベハリでアレンジしてくださっています。
カベハリのラフな表情を生かした無骨ながらも自然素材のやわらかさを感じる良事例です。
まずはお気軽にご相談ください
カベハリはDIY初心者向けに開発した簡単に無垢壁を施工できる製品ですが、自宅の壁を自分の手で触るのは不安も伴うものです。
しかし、お客さまがご自身で手を掛け完成させるからこそ、人生の多くの時間を過ごすご自宅にいっそう愛着を持つきっかけになると思っています。
「うちの壁でもカベハリできますか?」
「壁の形が複雑なんですがどれくらいの金額になりますか?」
多くのお客さまが迷いながら相談してくださいます。まずはお気軽にご相談してくださいね。